ハンニバルのブログ

2015年11月

おとこ達の賦
翌朝、唐丸籠が、中山道端の高城神社の参道前を通った時、いきなり二人の漢が近付いて来た。八木田の捨五郎と寺谷の善太夫である。 駕籠かき人足が魂消て、足を止めたのも意に介さず、二人の貸元は、唐丸籠の目と鼻の先に躰を寄せた。「国定の、先に冥土で待っていてくれ。 …

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