009

任侠寺物語

やくざ和尚権山 

其の二・御本尊が消えた

さあっ、出入りだ!

十一から、御本尊の盗難された経緯を聞き、その後、木藤から骨董市に、ご本尊を持って行き新町の骨董市で長瀞の『宝登屋』に叩かれて安く売ったと聞き国繁は、自分の心の底に、住んでいる正義感が滾るように燃え上がるのを感じた。

「木藤、『宝登屋』は、仏像を見て何と言ったのだ」

「これは、神川の須永に置いて有る態と、時代を付けたもので三文の値打ちもねーが、しらねー中ではないから、十万で買ってやる」

仏像には目が暗い木藤は『宝登屋』の言うことをそのまま、信じて売ってしまったのである。

「悪いねー『宝登屋』さん。この借りは、何時か返すからね」

この様なやりとりまで聞いてしまった国繁である。すくっと、立ち上がると女房に向って着替えを持ってくるように言い付けた。見ると晒しの胴巻き六尺を確り腹に巻き、着物は紺の紬で出来ているツッポウ袖で渡世人が、着る独特なものである。そう絞りの帯をキリリと結んだ国繁は、既に、五十年昔に、タイムトラベルをしていた。

その姿を見ていたゆり子は、年増女の胸をときめかせた。

(かっこいい。若い頃、見た東映のやくざ映画の高倉健が、殴り込みに行くような姿だわ。こんな男に惚れないなんて女として邪道だわ・・・)

ゆり子が邪道だわ。と思ったが何が邪道である。誰でもちょっと恰好が好かったり、フェイスが魅力的であれば直ぐに、惚れてしまうゆり子の方が邪道であると言おうか、色狂いと言おうか、尻の軽い女であるのだ。

傍にいた木藤も十一も馬之助も確かに、渡世人が、殴り込みに行くような姿をした国繁を真に当たりにして、自分達も五十年前のやくざ映画に、出演している様な錯覚に陥った。

五人でいざ長瀞に行こうとした時に、国繁の女房が心配そうな顔をした。

「この事を仁侠寺の和尚さんは知っているの?」

その言葉を聞き十一と馬之助は、やくざ映画の世界から、抜け出て正気になり、我に返ったが、ゆり子だけは、国繁から眼を放さなかった。

「長瀞の『宝登屋』に行く前に、江南に寄り、任侠寺の和尚に、報告をしなければ成らない」

権山和尚の側近を自負している十一は、馬之助とゆり子に向かい言った。

「況して、行く先がやくざかも知れない骨董屋の『宝登屋』だから、もしもの事が有ったら、やばいから元やくざの総長であった権山和尚に報告をしておけば、何があっても大丈夫だー」

任侠寺・御本尊探索班の話を聞いていた国繁は、馬鹿げなことを相談していると思った。

「とにかく、長瀞に行き『宝登屋』をとっちめてやらなければ成らない。そして、御本尊が無事に任侠寺に帰るように、しなければならない」

と言う国繁を宥めるように、馬之助が権山和尚の前歴と性格を話した。

(あれっ、権山和尚と俺の同級生の江南の田高一家の総長とは、同一人物じゃないのかな・・・)

「好いですか、国繁さん。江南の仁侠寺に寄ってから、長瀞に行く事にして」

「好いだろう」

口を1文字に結び太い眉を痙攣させて国繁は、無理に納得した様子である。こうして、江南の任侠寺に寄り、権山和尚に報告をしてから、長瀞の『宝登屋』へ行く事に成った。任侠寺へ五人で行くと思いがけ無い事が起きた。

「和尚さん只今、捜索から還りました。ご報告したいことがあります」

「ご苦労さん十一君・馬之助くん・ゆり子ちゃん。疲れただろうから、お茶でも一杯飲みなさい」

出てきた権山和尚を見て、国繁と権山自身がお互いに驚いた。

「国繁何でお前―が、ここへ来たんだ」

「お前―こそ、何であんなにあった髪の毛を切って、坊主なんかに成ったのだ」

「いろいろ訳があってなー、訳は後で話す事として、如何して、家の御本尊探索班と一緒にここへ来たのだ」

ここぞとばかりに、十一が今までの顛末を権山和尚に話した。

「相分かった。十一近こう寄れ。儂が尻を持つから、長瀞の『宝登屋』へ行き存分に暴れて来い」

既に、権山和尚は暴力団であった時の気持ちに成っていた。暴力団であった時の権山和尚を十一・馬之助・ゆり子は知っているので、おぞ毛を奮い立たせた。

「和尚様。お怒りは充分解かりますが、和尚様に、本気に成られると死人や怪我人が出てしまいますから、ここの所は我慢をして下さい。その代りに国繁さんと私達が、長瀞に入ってきます」

権山和尚が暴力団であった時の事を一番良く知っている国繁が、権山和尚を宥めた。

「田高、俺が一緒に行くからお前―は、寺で待ってろよ。心配はいらねーぜ」

同級生で幼い頃から、お互いに性格を知っている国繁の言うことだから、と考えて権山は長瀞に行くという事を翻意した。

さあ、いよいよ長瀞の骨董屋『宝登屋』に国繁を先頭に、木藤・十一・馬之助・それに権山和尚が、石屋の反町は若し、喧嘩になった時には石より、硬いパンチを持つ男だから連れて行けと言ったので、至急反町を仁侠寺のお墓でお墓をつくっているのを止めさせ連れて行く事にした。その代りゆり子は、良い男と見れば直ぐに惚れてしまうから、連れて行かない事にした。

(長瀞に行き宝登屋に惚れたら、それこそ大変だ。こんな色狂いの大年増は、男が掛け合いに行くのに連れて行けない・・・)

「百合子、長瀞に行くのは止めろ。若し、ゆり子の様な美人の顔に傷がついたら、儂の責任が重大になる」

権山和尚のそのひと言でゆり子は、気分を良くして、長瀞には行かない事にした。

任侠寺を出発する時に、権山和尚はやくざの時の様な鋭い眼をして国繁を見た。

「国繁!常在戦場だ。気を緩めるなよ」

「解った。田高心配はないから、本堂で坐禅でもしていてくれないか」

国繁・木藤・十一・馬之助・反町の五人は、馬之助の愛車であるトヨタセンチュリーに乗り込み一路長瀞の袋と言う場所を目指した。

寄居町辺りからは、紅葉の盛りで右を見ても左を見ても、赤・黄色・茶色に変色した落葉樹が眼に入り、五人の乗るセンチュリーの後ろから、不動明王の迦楼羅炎が、怒りの炎を燃えたぎらせているように見えた。

『宝登屋』は寄居町から、落合眼医者で有名な野上を過ぎるとそこが、袋と言う字名の場所で、一四〇号線から、高砂橋の少し手前を荒川の方へ十メートル位、入った右側に欅の大板に『宝登屋』<仏像・刀剣類なら良い値で何でも買います>と文字が彫刻された大仰な看板が下がっていた。

センチュリーから、全員が下りると十一が、先頭を切り店の戸を開けた。

「長谷川十一と申す熊谷市江南地区の任侠寺の和尚秘書をしています者ですが、『宝登屋』さんは、御在宅でしょうか?」

「誰で―、俺は市がねー時は何時でも店にいるぜ。一体こんなに大勢俺の処に来て、何の用事があるのだ。おいっ、榛澤の木藤も来ているじゃねーか。さては、先日俺がお前から買い受けた新物の仏像の事で来たのだろう」

ここぞとばかりに国繁が、上目使いをして、相手を怖がらせるようにあびせかけた。

「お前―宝登屋。丁っとばかり、悪デーじゃねーか、室町末期も時代があり、埼玉県の文化財にも指定されている仏像を木藤が、仏像に眼が暗いのを承知で、新物だとは好く言えたものだ。今から十万遣るから木藤からだまし買った任侠寺の御本尊である釈迦如来佛を返してくれ」

凄みを聞かせてこの近辺の骨董屋仲間のボス的存在の国繁が、脅しをかけたつもりで『宝登屋』にご本尊返還を迫ったが、『宝登屋』藤蔵は、ビクともしないで寧ろ、反対に国繁を恫喝した。

「何を寝惚けたことを言っているのかね。国繁さん。市で買うには、売り先があるから買うのだよ。俺は市で木藤から仏像を買った翌日に売ってしまったよ。それが何か悪い事をしたのか。俺は正当な取引をしただけだ。文句があるなら、裏の長瀞の石畳に出て勝負だ」

言葉が終わらない内に、藤蔵は店にリスプレーしてある。刀を手にした。

(この野郎。はったりが、強い野郎だ、ハッタリなら俺の方が強えーのを知らねーこの馬鹿野郎・・・)

「『宝登屋』藤蔵俺と勝負をして、後悔するんじゃねーぞ。後の後悔先に立たずと言うからな。石畳に出ろ!」

国繁の着物の襟もとを見ると、白い晒しが見える晒しには、ドスが一本差し込んであった。さあ、大変だ。十一の一物はチジミ上がってしまった。

知っているのか、知らずか、国繁は石畳に向ってスタスタと歩いて行く、これから男同志の命を賭けた喧嘩をする事などまったく頭にはない様子である。腹をくくった男とは、斯くあるべしであると十一も馬之助も国繁を見て感じた。

(やはり、権山和尚が親しくしている人だ。只者ではない。スゲー人だ・・・)

国繁が腹をくくり、石畳に行こうとすると石畳方面は、紅葉を見物する観光客でにぎわっていた。

(こんなに人がいるところでは、喧嘩は出来ない。扨て、如何しようか?)

その時に、後からついて来た『宝登屋』藤蔵が、国繁に小声で呟いた。

「こんなに、人がいるのに、喧嘩はねーだろう。俺も商売をしているから、アンタの様なやくざ者と人前で喧嘩をしたら商売上ったりに成る」

「馬鹿野郎。人間と言うものは、何時何処でも誰が見ていても、見ていなくても、天に恥じないような生き方をしなければ成らない。人が大勢いて見てるから、商売に差し障るから、喧嘩ができねーとな、笑わせてくれるじゃねーか『宝登屋』お前―も偽物だな」

お前―も、偽物だなと言われえて『』宝登屋」は思い当たるふしがあるかのように、ドッキリとして顔に表した。

尤も、今回の件でも木藤を騙して、室町時代の末の釈迦如来佛を新物だと嘘を言って十万円で叩いて買い。それをやはり仏像専門で、チャイニーズとのハーフである骨董屋『朕想二』に三百万円で売ったのだから、狡いと言えば、狡いのであり、商売上手と言えば商売が上手いのであり、抜け目のない昔、何でも鑑定団に出ていた島田伸介の様なものであり、『宝登屋』は、あの伸介の傲慢で、利口ぼっている所まで似ている。従って変わり身も早い。

「国繁さん。あんたには敵わない。俺はあんたの度胸の良さに負けたぜ。聞きたいことが有ってきたのだろうから、何でも聞いてくれ」

「そうかい。そうかい。俺と言う男がどんな男であるか解かってくれたかい。それは良い事だ」

十一は国繁が、喧嘩が始まった時から、どのような喧嘩をする人だろうかと思い、一部始終見ていたが、国繁は、喧嘩が始まろうとした時から、太いまゆ毛を少しも動かさず瞬き一つしなかった。

(流石、権山和尚の親友と言うだけのことはある。腹の座り方が普通の人間とは全然ちがうな。男は斯くあるべきだ・・・)

と言う十一の感慨を余所に、国繁は昔、テレビの時代劇で聞いたようなセリフを吐いた。

「木藤の眼は逃れてもこの遠山じゃねー、国繁の眼は逃れられない『宝登屋』藤蔵、正直にすべてを俺に話して、楽に成れ」

国繁のペースに、乗せられたように『宝登屋』は応えた。

「お奉行様じゃない国繁様、私が悪うございました。この際、一切の事をお話いたしま

「わはっ、はっ、はっ、はー、『宝登屋』お前―も調子がいいじゃねーか。今度、落語でも遣らねーか、俺が談志一門の誰かに紹介してやっても良いぜ」

「いやー骨董屋をしているから、嘘を吐くのは得意だが、人を笑わせる事は難しいのじゃないですか国繁さん」

「お前―の顔は、クリームシチュウの顔のデカイ方とそっくりだから、あ奴の恍けた味を真似すれば受けるのじゃねーか」

「それは、悪党のくせに、クリームシチュウの顔のデカイのに、似ていると何時も言われているのですが、テレビを見る暇もない位、仏像探しで忙しくて、顔がデカイのが、何て言う名前なのかも知らないのですよ」

「まあっ、そんなことは如何でもいいが、仁侠寺の御本尊である釈迦如来佛を誰に売り、現在どこにあるのか、を聞こうではないか」

国繁が再び太い眉を寄せ真剣そうな顔つきをして、聞いたものだから『宝登屋』は、緩めていた目じりを元のように吊り上げ、悪党面をして、畏まって、国繁に向かい合った。

「約束をして下さい。これから喋る事は、私から聞いたとは何があっても言わないでください。その上ですべてをお話いたします。お奉行様、違った国繁さん」

「そうかい。そうかい。この国繁は約束を一度したら、貫徹する男で有名だ。木藤話してやれ」

「国繁さんは家に中に、初代田高一家の総長である田高権造親分が揮毫した『信義』の二文字を頑なに守り、この骨董界を生きている人です。その上、『信義』については自分だけは絶対に守り、相手が信義に悖る事をしても咎めだてたり、せず笑っているだけの人です。いわば他人には、春の風のように接して、自分では秋の霜の様な厳しさを持って律している人です」

木藤のこの話を聞いて『宝登屋』は、この男は度胸が好いだけじゃなくて、人間的にも大きい人間であると思った。

(この様な、大きい人には、絶対に嘘は付けない。全て知っている事を話してしまおう・・・)

「実は私達は贓物故買専門にやっている。骨董屋の風上にもおけないケチな野郎です。贓物故買の仲間は、全国に多くいて、常に横の連絡を取って現在、何処に何があり、泥棒が何を盗んだかという事を情報交換しているのです。熊谷市江南地区の仁侠寺の御本尊である釈迦如来佛は、江南の板井に住んでいる。動物窃盗専門の権田得吉が、動物を盗んで売っても幾らにもならないと聞いた。泥棒仲間の元電話局即ち、NTTの職員で新興宗教に入れ込んでいる秋池昌一に、仏像は金に成るからと唆されて特に、仁侠寺の釈迦如来佛は、骨董屋に持って行けば、かなりの金になるから、盗んで来い。そして、盗んで来たら、僕の処に持って来いと権田を使嗾したのですが、権田が、直ぐにでも、幾らでも、金になれば良いと悪い頭で考え木藤さんの所に、持って行ったという事です。ですから私はきっと、新町辺りの市に売りに出されると考えていました。思惑通り新町の市に出たので、木藤さんから買った訳です」

板井の権田が御本尊を盗んだ事が解かり、十一と馬之助・そして反町は勢い込んだ。

「板井の権田の野郎。痛い目に遭わせてやるからな」

三人とも権山和尚が、やくざを遣っていた時の様な顔付に成り、鋭く目を光らせた。

そんな、三人を木藤と国繁は、軽蔑の眼で見ていた。

(板井の権田を痛い目に遭わせてやると・・・洒落にもならねーや)

「処で、『宝登屋』さん。俺はそんなことが、聞きたいのじゃないよ。問題は任侠寺の御本尊である釈迦如来佛が現在、何所のあるかが、聞きたいのだ」

国繁は、またもや太いまゆ毛を眉間に寄せて『宝登屋』を恫喝するように口を開いた。

「仁侠寺の御本尊は、チャイニーズのハーフである骨董屋ですが、世を忍ぶ仮の姿で確か、深谷市で中華料理店を経営しているはずだが、はて、何と言う店名だったかな」

深谷市の中華料理店と聞いた国繁は、心辺りがある様な顔付をした。

「その店の名は杉原亭と言うのじゃないか?」

「解りませーん。解かっているのは、名前が朕想二(ちんそうじ)とだけですよ国繁さん」

「朕想二とな?果て、深谷にそんな名前のチャイニーズがいただろうか・・・」

国繁の頭は素早く回転をし始めた。

(深谷のチャイニーズか?毛でもない。甲でもない。丁でもない。朕かー・・・)

「朕・朕・朕・うぬー???、おいっ、『宝登屋』朕の御年は、何歳に御なりだー」

「へっへー、神武・綏靖・安寧・懿徳じゃなかった。朕の年はエート解からない」

「馬鹿野郎。歴代天皇を言ってみろと言っているのじゃねーぜ。朕の年を聞いているのだ。こんな場面で、解からねーは、ねーぜよ」

「実は世を忍ぶ仮の姿で、中華料理屋を経営している贓物故買の親方は、誰もその姿を見た者がいない。だから、我々の仲間内では、朕とお化けは見たことがねーと伝説化されているのだ」

「伝説の男か。面白いどうしても、会ってみようじゃねーか」

好奇心剥き出しの国繁の心は、未だ寡って無い高鳴りを覚えた。

『宝登屋』に、二時間以上いたので、国繁の様な厳しい顔をした男が、何時までもいると商売の邪魔になると感じた木藤が、常識的な事を言った。

「あまり、長い時間お邪魔していると『宝登屋』さんの商売に、差し支えるから、この辺で御暇致しましょうか国繁さん」

態々、長瀞辺りまで来て、御本尊探索の収穫が有った様な、なかったような、その上、朕等と言う謎の男のことを聞き頭が、混乱してしまい今にでも、走り出したくなっている馬之助である。でも、ここでの話は、馬之助がロバの様な耳をして、洩らさず聞いていた。十一は如何であったかと言うと話の中に出てきた板井の泥棒権田の事を江南へ帰ったら、焼きを入れてやろうと考えていた。反町は権田を捕まえて墓石の角にぶつけてやろうと思っていた。

「木藤、帰るぜ。『宝登屋』邪魔をしたな。今度・市であった時までには、新しい情報を聞かせてくれよ」

「承知いたしました。国繁さん。今後共、宜しくお願い致します」

「あいっ、解かった『宝登屋』達者でなー」

馬之助は国繁が、達者でなーと言ったので、子供の頃に聞いた三橋美智也の歌を思い出した。それにしても、良く考えると国繁始め木藤・馬之助・の三人は皆、六〇年配である。一物が石より硬い反町だって五〇代である。信仰深い十一だって四十九歳である。木藤は迷言を吐いた。

「老兵は去るのみ・・・」

終戦後、占領軍の総司令官マッカサーが、日本を去る時に、吐いた言葉である。それを知っているという事は、木藤も老兵であると言う証である。

百四十号線を深谷市に向かいセンチュリーを運転している馬場馬之助の顔が、夕日に照らされ紅葉が映り、真っ赤に燃えていた。

それを見た十一は、無い頭で考えた。

(馬之助は、何で顔を真っ赤にしているのだろう。馬鹿じゃねーか、何か興奮をしているんだな・・・)